Neusoftメディカルが描く「一帯一路」の精緻な絵巻

4月25日、第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラム(以下、「フォーラム」と略称する)が北京で開幕しました。「一帯一路」の枠組みにおける最高レベルの国際協力プラットフォームとして、今年は150余りの国と90余りの国際組織から5,000人近い来賓がこのシンボル的意義を持つ大会に出席しました。

今回のフォーラムでは「一帯一路」の建設を共に推進し、高品質な発展を実現することを主軸として、このスローガンが提唱されてから6年の間に得られた実り多い成果を集中的に展示しました。様々な審査をクリアし、Neusoftメディカルのケニアで行われた健康医療診断インテグレーションプロジェクトが最終的に入選を果たし、各界の注目を集めました。

各方面の関心に応えるため、Neusoftメディカルは北京でメディア向けに経験共有会を開催し、入選したプロジェクトと会社の「一帯一路」沿線での建設や構築状況について、数十社のトップメディアと共有し説明を行いました。Neusoft取締役会長兼CEO、Neusoftメディカル取締役会長の劉積仁博士、NeusoftメディカルCEOの武少傑氏がそれぞれ基調講演を行いました。

自主的革新で設備の独占を打ち破り、国際市場での競争に参入

会議の中で、劉積仁博士はNeusoftメディカルのゼロからスタートした創業の歴史を振り返りました。1990年代、中国の大部分の病院では依然として海外からの中古CTに頼っていたため、医療レベルや患者の健康状態を確実に保証できませんでした。これ以上他者からの要因による制限を受けないよう、技術的にも資金的にも極めて困難な状況の中、Neusoftは毅然と国産CTの研究開発と産業化事業に身を投じました。1997年、たゆまぬ努力と自主革新により、中国初の国産CTがついに誕生しました。この製品の誕生により、アレイプロセッサーの代わりにPCを使うという技術的流行を創り出し、海外ブランドが競い合って模倣するようになっただけでなく、それに伴って輸入製品の全体価格を速やかに30%程度押し下げ、中国の前に立ちはだかっていた「独占」という暗黒の霧を一気に追い払い、大型医療設備の国産化という歴史の新しいページを開いたのです。1998年にはNeusoftメディカルを設立し、中国大型ハイエンド医療設備分野においてついに自主開発した新しいブランドを持つこととなりました。

しかしながら、これはNeusoftメディカルが奮起して「追いかけ・追い越した」スタートポイントに過ぎません。21世紀に入り、国の医療改革が進むに伴い、Neusoftメディカルのシェアは益々大きくなり、次第に海外メーカーと競い合える実力を身につけてきました。2000年、Neusoftメディカルはトルコ向けに1台目のCTを輸出し、本格的にグローバル化の道を歩み始めました。これはNeusoftメディカルが中国大型ハイエンド医療設備企業を代表して国際市場の激しい競争に本格的に参入したことを意味しています。

技術革新でグローバル市場を打開し、設備の海外輸出を推進

ここ数年、Neusoftメディカルはバンディング方式のCPU、設備とCADソフトウェアとの融合、専門病院に向けた研究開発、移動式(ベッドサイト、車載)設備の研究開発、海外メーカーとのオープンな提携を行うといった方法で、製品と技術の革新レベルを向上し続け、会社業務のグローバル化を絶えず推進してきました。今年の時点でNeusoftメディカルのグローバル化への取り組みは20年となり、Neusoftメディカルの製品は世界110余りの国に広がる9,000以上のユーザーで利用され、設備の納入総数は30,000台以上となりました。これと同時に、Neusoftメディカルは研究開発、生産、サービス、物流などのネットワークを世界各地に広げ、海外で7子会社、1営業所、10の海外サービスセンターと12の海外物流センターなどを設立し、世界各地に広がるユーザーのニーズにいつでも応えられるようにしています。

これからもNeusoftメディカルは引き続き海外市場への注力をさらに高め、共に築いた「一帯一路」の礎をより強固なものにしていきます。「一帯一路」に沿って、Neusoftメディカルのグローバル化発展は益々加速し、益々安定していくことでしょう。

国が提唱する「一帯一路」を確実に実践し、中国スマートマニュファクチュアリングブランドを牽引

NeusoftメディカルCEOの武少傑氏は『Neusoftメディカルにおける「一帯一路」の実践』をテーマに、メディア向けに会社が近年推進してきた「シルクロード計画」及びその重点建設プロジェクトの状況を紹介しました。

「シルクロード計画」には主に二つの面があります。一つは医学造影製品をベースとして、「一帯一路」沿線の国(アフリカ地域の国を含む)に対して、全面的な医学造影診断サービスを提供していくこと、もう一つは沿線各国の衛生資源を効果的に統合し、行き届いた医療保健共同体を構築することです。現在、「一帯一路」沿線の65の国と地域のうち、全体の8割以上を占める50以上の国と地域がNeusoftメディカルと提携を結んでおり、1000台以上の累計取付台数を実現しています。

ケニアの代表的なプロジェクトを例にすると、Neusoftメディカルはケニア政府の「国民皆健康保険制度」の中心的提携パートナーとして、ケニア向けにカスタマイズした「ハイエンド医学造影設備インテグレーションソリューション」を提供し、医療診断サービスをケニアの37郡、約3,000万の人口に急速にカバーできるようにさせ、国民総人口の76%にサービスを提供し、現地の人々が所在の郡から出なくてもタイムリーに適切な診療を受けられるようにし、ケニア政府が推進している公共保健サービス能力を大幅に向上させました。

ケニアのプロジェクトは、Neusoftメディカルが「一帯一路」沿線で取り組んできた多くのプロジェクトの一例に過ぎません。これらのプロジェクトを通じて、Neusoftメディカルは真の意味で「一帯一路」という構想を「大まかな概念」から「具現化」し、沿線地域の多くの人々に健康福祉を届けると同時に、中国と「一帯一路」沿線国家の人々との心の触れ合いを促進してきたのです。

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