Neusoftメディカル、威特曼社と戦略的パートナシップを結ぶ

【2016年3月10日 南京】東軟医療系統有限公司(以下「Neusoftメディカル」と略称)はこのほど、威特曼生物科技(南京)有限公司(以下「威特曼」と略称)に出資すると発表、体外診断分野に大々的に進出することとなりました。

Neusoftが先月発表した公告によりますと、増資が完了するとNeusoftメディカルは威特曼の登記資本の11.82%を保有し、株式会社A&Tが威特曼の登記資本の11.35%を保有することとなります。同時にNeusoftメディカルは自然人熊菁氏が保有している増資完了後の威特曼登記資本の43.18%に相当する株式を買付けます。上記株式買付完了後、Neusoftは威特曼の55%に相当する株式を保有することになり、今回の投資が完了すれば、威特曼の社名はNeusoft威特曼生物科技有限公司と改名される予定です。

威特曼は体外診断用医薬品(IVD)を製造する専門メーカーであり、2001年の創設以来、臨床生物・化学診断用試薬の研究・開発や生産、販売を専門に行ってきたということです。

NeusoftメディカルのCEOである武少傑氏は次のように述べました。「Neusoftメディカルが体外診断用試薬を製造している専門メーカーの威特曼に投資することはNeusoftメディカルの既存の体外診断用試薬製品種類を拡充し、体外診断装置や試薬のラインナップを一層充実し、体外診断業界の急速な成長という機運を捉える一助となります。それと同時に、今回の投資はNeusoftメディカルの事業、技術や顧客などの面における優位性の補完、資源の共有を実現し、優れた相乗効果を発揮し、Neusoftメディカルの製品競争力を向上させ、販売の急成長を推進し、会社の持続的な利益獲得能力を強化することができます。」

威特曼の総経理である孫文勇氏は次のように述べました。「中国のIVD市場は巨大な発展潜在力があり、Neusoft威特曼は親会社双方の強大な資源を元に縦方向に深く中国での関連業務を開拓していきます。同時に、Neusoftメディカルの急速なグローバル化成長の助けを借りて、今後数年内には国際IVD市場に進出し、世界の競合先と同じステージ上で戦っていきます。Neusoft威特曼は世界をリードするIVDトータルソリューションサプライヤーを目指していきます。」

2009年よりNeusoftメディカルは株式会社A&Tと臨床検査設備分野で戦略的提携を行ってきました。2011年末に双方の共同出資でNeusoft安徳医療科技有限公司を設立し、中国国内やグローバル市場向けに臨床検査製品の研究・開発、生産、販売や関連医療設備の技術コンサルティングと技術サービス、販売・アフターサービスなどを提供しており、中国で競争力のある臨床検査ラボ自動化システムソリューションサプライヤーの一社となったということです。

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