Neusoft、SaCaとUniEAPのニューモデルを発表

【2014年10月10日 中国・北京】東軟集団股份有限公司（以下Neusoft と略称）は本日、北京でSaCaとUniEAPのニューモデルSaCa v2とUniEAP v4を同時に発表しました。これはNeusoftの独自の技術と資源の優位性を生かし、モバイルインターネットとクラウドコンピューティング時代に向けて打ち出した全く新しい企業向けインターネットアプリケーションサポートプラットフォームプロダクトであり、その目的は企業のインターネット化の革新やモデルチェンジをサポートすることにあります。今回の製品バージョンアップは先月の「Neusoftクラウドテクノロジー」社設立に伴う組織再編に続く、Neusoftの企業向けインターネットアプリケーション分野の開拓におけるもう一つの重要な施策です。

Neusoftは1997年からソリューション統一アプリケーションプラットフォームであるUniEAP（Unified Enterprise Application Practices）の研究開発を開始、このプラットフォームは時代の発展ニーズに合わせ、Neusoftアプリケーションソフトウェアソリューションのユニット化、資産化研究開発モデルの転換を支えてきました。今回発表した次世代UniEAP v4ビジネスベーシックプラットフォームはソフトウェアプロダクトラインの開発モデルをサポートし、絶えず変化を続ける外部市場に対応できるよう顧客の業務のスピードアップをサポートすることができます。

2007年、Neusoftは自らがB2B2Cビジネスモデルへの転換を図るため、SaCaクラウドアプリケーションプラットフォーム（Secure Social Active Connected Cloud with Awareness）の研究開発に着手、モバイルインターネット、ソーシャルネットワーク、クラウドコンピューティング、ビッグデータとコンテキストアウェアネス･テクノロジーなどを取り入れ、さらに2009年にはSaCa v1を発売し、消費者向けの垂直型インターネットサービスに対応してきました。今回発表したSaCa v2は企業向けのインターネットアプリケーションをサポートし、協働による革新の加速、データによる業務の推進、サービスのユビキタス・オンデマンド化、製品の信頼性・制御性の向上などといったアプリケーションの発展動向に対応することができます。

多年にわたってSaCa及びUniEAPプロダクトに関して計55件の特許を申請し、35のソフトウェア著作権を有するようになっています。現時点ですでに医療、製造、電信、エネルギー、教育、金融、交通などの分野で2500近い顧客を擁しています。顧客のSaCaとUniEAPを使った企業用インターネットアプリケーションの構築をより良くサポートできるよう、Neusoftではさらに異なる応用状況に対応できる製品組合アプリケーション参考フレームを開発、高品質のスマート民生サービス、インタラクティブ・メディアサービス、モノのインターネットサービス、電子ビジネスサービス及びアジャイル開発と動的管理クラウドアプリケーションサービスの構築を加速させ、顧客にモバイルインターネットを手中にする革新と転換を実現できるようサポートします。

Neusoft上級副総裁兼CTO、CKOの張霞博士は次のように述べています。「現在の企業運営では、顧客向けのダイレクトな接触チャネルの開拓、顧客に革新に参画してもらうことによって顧客の体験値を高め、業務プロセスを貫く上流下流一体となったコラボレーションが一段と強調されるようになってきています。そのため、この時代における企業のアプリケーションにも新しい特徴が表れてきています。それはすなわち協働による革新の加速、データによる業務の推進、サービスのユビキタス・オンデマンド化、製品の信頼性・制御性の向上、プラットフォームサポートなどが敏速になってきたということです。次世代企業アプリケーションニーズに速やかに対応できるよう、NeusoftはバージョンアップしたSaCaクラウドアプリケーションプラットフォームとUniEAPビジネスベーシックプラットフォームを打ち出し、企業用インターネットアプリケーションの迅速な構築を支え、企業がモバイルインターネットを手中にして効率の向上と顧客範囲の拡大が行えるようサポートしています。」

Neusoft総裁の王勇峰氏は発表会の中で次のように述べました。「Neusoftはソフトウェアテクノロジーを中心とした企業です。これまでの20年余りの発展過程では常に知的資産の蓄積を重視し、継続的に研究開発への投資を増大させ、様々な独自の知的財産権を持つソフトウェアテクノロジーとプロダクトを開発してきました。技術、業務、管理とビジネスモデルの絶え間ない革新によって、会社の持続可能な発展を実現してきました。SaCaとUniEAPはNeusoftのこの20年近くの蓄積によって創り上げた二つ重要なプラットフォームプロダクトであり、Neusoftが業界向けソリューションやアプリケーションサービスを迅速に構築する礎であり、これまでの17年間、Neusoftソリューションビジネスの健全な発展を支えてきただけでなく、中国の様々な業界においても情報化の構築をサポートするために重要な役割を果たしてきました。」

また、王氏は次のように強調しました。「モバイルインターネット、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、ソーシャルメディアなどの技術の急速な発展に伴い、ソフトウェアテクノロジーは様々な業界の運営モデルやビジネスモデルを覆しています。Neusoftも自らのビジネスモデルや運営モデルを転換しているところであり、今まで以上に知的資産やIPによって自らのビジネスモデルの革新を推進し、より多くのNeusoftの知的資産やプロダクトを提示し推奨していくことで、顧客が直面する新しいアプリケーション時代が生み出す新しいニーズにいち早く対応できるようにしていきます。」