Neusoftが2012年度アニュアルレポートを発表、通年で営業収入21.02%アップを実現

2012年、Neusoftはビジネスモデルの革新と転換を加速し、持続可能な発展を推進、通年で70億近い営業収入を実現、安定した成長を成し遂げました。

p>【2013年3月31日、中国瀋陽】東軟集団股份有限公司 (SSE:600718、以下「Neusoft」と略称)が本日発表した2012年度アニュアルレポートによると、2012年度の同社の営業収入は69.6億人民元に達し、前年比で21.02%増、また純利益(上場企業株主に帰属する純利益)は4.56億人民元で、前年比9.41%増となりました。現在の市場環境は多くの不確定な要素に満ち、ソフトウェアや情報サービス産業の成長が減速しているという状況にありながら、Neusoft はビジネスモデルの革新と転換によって、持続可能な発展を推進し、堅調な成長を実現したことをアニュアルレポートは示しています。

レポート対象期間において、Neusoftは、中国国内のソリューションビジネスでは引き続き既存業界とビジネスでの市場競争における地位を強化し、政府機関、医療IT、エネルギー、金融などの業界で急速な発展を遂げています。Neusoftはモバイルインターネット、都市商業銀行、ITS(高度交通システム)、メディアやその他新興ビジネス分野の市場開拓に注力し、新しいマーケットチャンスを獲得しました。「スマートシティ」の建設では、政府機関や企業のIT化、電信、交通、メディカルヘルスなど多くの分野でNeusoftの総合的な優位性を融合し、「スマートシティ」向けのトータルソリューションを構築しました。また引き続き研究開発への投資を拡大、クラウドコンピューティングやモノのインターネット、医療設備、自動車IT化、ビッグデータ、ビジネスベースプラットフォームなどの分野での研究開発を継続的に強化し、「熙康(Xikang)」クラウドプラットフォームやアプリケーションの研究開発で積極的な進展を遂げています。同時にNeusoftは革新と転換を加速させ、カーエレクトロニクス分野では、国際市場で長年蓄積してきた技術やノウハウと中国市場ニーズへの深い理解でローカライズを図る優位性を融合し、クオロス・オート社(QOROS)や他の中国国内自動車メーカーとのビジネスを拡大させ、産業チェーンのハイエンドへのシフトを加速、新しいマーケットチャンスを開拓しています。また健康管理サービス分野では、Neusoftはオンラインとオフラインを組み合わせた(Online to Offline)革新的な熙康健康管理サービスモデルを採用し、新しいサービススタイルを開拓、瀋陽、洛陽、仏山など14の都市で相次いで「健康シティ」戦略パートナーシップを構築しています。 

国際ビジネス分野においては、Neusoftは市場開拓を強化し、積極的に戦略パートナーシップを築き、スマート端末分野で企画、コンサルティングやシステム設計などの上流工程スキルを構築し、カーエレクトロニクス、スマートハウス、IT商品などのビジネス分野でも果敢にビジネスモデルの革新にチャレンジし、お客さまとの提携内容を絶えず高付加価値ビジネスにシフト、お客様にトータルソリューションと革新的な商品を提供できるというところまでグレードアップさせています。2012年、Neusoftと国際市場における重要取引先との提携はさらに深化し緊密なものとなり、同時に新しいキー取引先の開拓も続けています。2012年度のNeusoftのグローバルソフトウェアビジネスは11.94%成長、会社営業収入の31.42%を占めています。

メディカルシステムビジネスでは、Neusoftは2012年に独自に研究開発したNeuViz 64マルチスライスヘリカルCTを発表、FDA、CE、SFDAなどの認可を取得し、ポジティブな市場反応と優れた販売実績を上げ、メディカルシステムビジネスの今後の発展にプラスの影響を与えています。2012年のNeusoftメディカルシステム設備ビジネスは8.9億人民元の売上を実現、前年比で11.22%増となっています。

東軟集団股份有限公司王勇峰総裁は次のように述べています。「世界経済が低迷し、中国経済の成長もそれに伴い減速しているにもかかわらず、会社は長期にわたり従業員賃金改善計画を推進し、従業員の賃金や福利厚生を大幅に向上させてきました。こうした外部環境と内部コストの重圧の中、2012年にこのような業績を実現できたのは、数年にわたりNeusoftがビジネスモデルの革新とグローバル化成長戦略を堅持し、カスタマバリューの創出を中心に既存業界とビジネスにおいて市場をリードする優位性を絶えず固め、日本や欧州、そしてアメリカなどの市場拡大を加速させ、ビジネスモデルや業務活動、技術の革新を強化し、従業員規模をベースとする成長モデルから知的財産や革新による成長モデルに徐々に転換してきたことによるものです。それと同時に、社内では優れた運営改善計画をさらに推進し、事業の発展を支える組織サービス体制の構築を強化し、トータルで運営効率を高めてきました。このような戦略を徹底し続けてきたことによって会社の持続可能な発展を推進できたのです。」

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