人材育成のための綜合大学を東北大学と共同設立

2004年5月25日、東北大学東軟情報学院の設立発表会を大連にて行いました。当学院の前身である東軟情報技術学院は弊社が2000年6月16日に東北大学と協力し、数億人民元を投資して大連ソフトウェアパーク内に設立したIT人材を育成する単科大学です。当学院は、東北大学と弊社が再度協力して設立した法人資格を持つ綜合大学です。

当学院は国家教育部直属学校の中でIT分野の人材を専門的に育成する初めての学校で、情報·通信産業で必要とされる人材を大規模に育成します。当学院の設立は、IT分野における教育の革新的なモデルとなり、中国の発展に重要な貢献が出きる者と考えます。

2004年4月に国家教育部、人事部等の六つの部が発表した「必要人材報告」によると、2005年の中国ソフトウェア産業の規模は2500億人民元となり、必要とされるソフトウェアエンジニアは全体で約80万人です。関連分野も考慮するとIT分野の人材ニーズは毎年約百万人となる見通しです。しかし、大学人材育成の現状を見るとIT分野の需要を満たすにはまだまだ充分とは言えません。当学院の設立はこれに大きく応えるものと考えております。

東北大学東軟情報学院は情報科学やCG等の工学系を主として、商務管理や日本語を初めとした外国語などの人文学系の学科も設立します。学生募集は中国の「普通大学学生募集計画」に則っています。今年の九月、東北大学東軟情報学院は第一期生として約1000名の新入生を迎えることになります。

本発表会には赫冀成博士(東北大学学長)、劉積仁博士(東北大学副学長、東軟集団代表取締役会長兼CEO)、孫蔭環氏(大連ソフトウェアパーク代表取締役)、温涛博士(東軟集団取締役、東北大学東軟情報学院院長)などが出席し、当学院に対する期待を熱く語りました。

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