中国最大のオフショアソフトウェア アウトソーシングプロバイダー、Neusoftの全体上場計画が完成

世界的に優れたITソリューション·サービスプロバイダーを目指す未来発展戦略を発表

2008年6月17日 中国 大連】「瀋陽東軟軟件股份有限公司」から「東軟集団股份有限公司」への社名変更及び6月16日の「東軟股份」から「東軟集団」(証券コード:600718)への株式銘柄の変更を受けて、1年余りに及ぶNeusoftの全体上場計画の手続きがすべて完了した。Neusoftの全体上場は実現した。東軟集団股份有限公司は6月17日、完成したNeusoftソフトウェアパーク(大連河口パーク)において、「新Neusoft·新方向——Neusoft戦略発表会」を開催し、企業の新しい位置付け、業務戦略、組織構造、管理チーム、企業の新しいビジョンと価値観を発表した。これは再編と全体上場を経た新しいNeusoftが「世界的に優れたITソリューション·サービスプロバイダー」という高い目標に向かって新体制をスタートさせたことを示している。

東軟集団股份有限公司の代表取締役会長兼CEO劉積仁博士は発表会で講演を行い、Neusoftの17年間の発展の歩みを振り返った。劉積仁代表取締役会長兼CEOは次のように説明した。Neusoftの営業収入は創業初期の30万元から2007年に33億5千万元まで増加し、累計200億元に上る。総資産規模は140万元から現在の50億元に増加し、3,500倍に達した。企業の時価総額は160億元に上る。Neusoftは数千社のクお客様を抱えている。企業の業務構造はより合理化する傾向にある。国際業務が全体業務に占める割合は30%。Neusoftの現時点の従業員数は13,000人余り。これらはすべてNeusoftの将来的な規模化と国際化への発展に向けた第一歩に過ぎない。

今回、Neusoftが発表した戦略は内部組織の構築 とコアコンピタンスの強化を重視している。Neusoftは全体発展戦略において、社員と管理者層を重視し、育成している。企業の組織とコーポレートガバナンスの改善を図る。業務の仔細なプロセスを改善する。企業の持続的発展を推進する技術と商業モデルを模索、より強力な市場開拓チームとヒューマンリソースの開発システムを確立する。なおかつ、新興市場の開発と新規業務への投資を重視し、M&Aを通じて企業の成長をさらに加速する。業務発展戦略において、Neusoftは基本ソフトウェアプラットフォームの構築と投資を強化し、通信、社会保障、政府分野の市場占有率を拡大、製造業、電力、金融業界の高度成長を維持し、長期的な業務発展が見込める業界における市場占有率を重点的に拡大する。国際ソフトウェアアウトソーシング業務は今後、30%以上の平均成長率を維持し、日本市場を重点的に開拓すると共に、欧米市場も徐々に開拓していく方針である。製品エンジニアリング·ソリューション分野においては、Neusoftは製品開発力を高め、より多くのお客様と協力し、オープンイノベーションを実現する。医療分野において、NeusoftはPHILIPSとの提携を強め、新製品開発を強化することによって、中国のメディカルIT産業におけるパイオニアに成長する。サービスとIT教育分野では、NeusoftはBPO業務の発展に取り組み、日本語、韓国語、英語、中国語などの多言語のBPO業務を提供する。東軟情報学院との提携を強め、企業の急成長に向けて即戦力となる人材を提供する。コンサルティングサービス分野では、Neusoftは将来的にSAP ERP業務の開発に重点を置き、3年をかけて1,000人のERPコンサルタントを育成する。

劉積仁代表取締役会長兼CEOは、Neusoftは世界的に優れたITソリューション·サービスプロバイダーを目指すと表明している。劉積仁代表取締役会長兼CEOはNeusoftの新しい使命と業務戦略のさらなる明確化と確立は、企業の持続的な発展及び規模化、国際化に向けた発展という長期的なビジョンに基いて選択したものであり、今後、数年間の努力を経て、Neusoftをよりシンプルで高効率の企業に成長させたいとしている。Neusoftは国内と国際市場において、高いシェアと重要顧客を抱えており、株主、お客様、パートナー、社員から親しまれ、尊重される企業であり、企業のステークホルダーと社会のために価値を創造できる企業である。

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