Neusoftソフトウェアパーク(大連河口パーク)が開園

中国最大のオフショアソフトウェア·アウトソーシングプロバイダー、Neusoft
中国大連にグローバルソフトウェア·サービスデリバリーセンターを設立

【2008年6月17日 中国 大連】中国最大のオフショアソフトウェア·アウトソーシングプロバイダーであるNeusoftが企業の規模化と国際化を加速するために設立したNeusoftソフトウェアパーク(大連河口パーク)は本日、大連ハイテク産業パークで開園した。同パークはNeusoftの大連における第二のソフトウェアパークであり、10,000人のソフトウェアエンジニアを収容できる大型ソフトウェアパークとなる予定。従来のソフトウェアパークと共に、Neusoftのグローバル市場に向けたソフトウェア·サービスデリバリーセンターとして、急成長するオフショアソフトウェア·アウトソーシング業務をサポートする。大連はソフトウェアと情報サービスが急速に成長している中国の新興都市であり、Neusoftは大連において、グローバル範囲のソフトウェア·サービスデリバリー能力への投資を拡大し、Neusoftの国際化に向けた歩みを加速する決意を表明すると共に、大連市にグローバルソフトウェア·サービスアウトソーシングの新拠点を構築する都市計画における重要な一歩を踏み出した。夏徳仁大連市市長、Neusoftの代表取締役会長兼CEO劉積仁博士、Neusoftの戦略的投資家、提携パートナー、日本のアルパイン株式会社、東芝株式会社、インテルなどの世界の有名企業の関係者及びNeusoftの国内外のお客様、社員の代表者が開園セレモニーに出席した。

Neusoftソフトウェアパーク(大連河口パーク)は、欧米、日本、韓国市場に向けてソフトウェア·サービスアウトソーシング、BPO業務、組込システムの開発を提供する方針である。また、Neusoftの通信、電力、金融ソリューション事業部、カーエレクトロニクス研究開発センター、Neusoft BPOセンター、Neusoftリーダーシップ発展センターも同パークに入居予定で、サービスアウトソーシング及び製品エンジニアリング·ソリューションを中心とするNeusoftの大型国際業務基地となる。Neusoftは同パークに世界先端の組込ソフトウェア·アウトソーシングセンターを設立し、中国最大の日本市場向けオフショアアウトソーシング産業基地に成長することを目指している。同パークは将来的に、より多くのNeusoftの世界の提携パートナーに開放し、サービスアウトソーシングの業務分野を拡大することによって、Neusoftと国際提携パートナーが資源と発展を共有できる産業環境を形成することが期待される。

Neusoftのオフショアソフトウェア·サービスアウトソーシング業務は、過去10年間に急成長を維持してきた。CCIDの2007年研究報告によると、Neusoftは4年連続で中国におけるオフショアアウトソーシングの売上ランキングでトップに輝いている。また、アメリカの国際アウトソーシング専門家協会(IAOP)が選ぶ「2007年グローバルアウトソーシング·トップ25」のリストに挙がっている。Neusoftは10年前から大連にソフトウェアパークを設立し、既存のパーク内でオフショアソフトウェアアウトソーシング業務に従事するソフトウェアエンジニアは現時点で4,000人余りに上っている。しかし、既存のパーク容量はすでにアウトソーシング業務の急増するニーズに応えることができないため、大連河口パークの開園によって、大連は日本と欧米のお客様向けのNeusoftの最大規模のグローバルソフトウェア·サービスデリバリーセンター及び戦略的窓口となり、より大規模なソフトウェアアウトソーシング業務の発展に向けて最適な空間を創造する。

Neusoftの代表取締役会長兼CEO劉積仁博士は、Neusoftソフトウェアパーク(大連河口パーク)の計画と建設は主にNeusoftの未来戦略と業務発展のニーズに基づき考慮されたもので、大連の良好なIT産業環境と豊富なIT人材は、Neusoftが大連をグローバルソフトウェア·サービスデリバリーセンターとして位置付けるための重要な要素である。経済グローバル化の加速とアジア経済の発展に伴い、グローバルソフトウェア·サービスアウトソーシング業務はますますアジアに移行しており、中国はオフショアアウトソーシングの重要な投資先となり、将来的には世界のアウトソーシング·サービス市場の構図において重要な地位を占めると予想される。Neusoftは将来的に世界的なITソリューション·サービスプロバイダーを目指しており、3~5年をかけて、国際業務の収益が全体に占める割合を現在の30%から50%に増加させたいとしている。

夏徳仁大連市市長は、Neusoftソフトウェアパーク(大連河口パーク)の開園セレモニーで祝辞を述べた。大連のソフトウェア産業は今年まで10年間の歩みがあり、過去10年間の産業規模の年平均成長率は69.5%に上る。2007年のソフトウェア産業の売上高は215億元、輸出高は7億2千万ドルを突破し、ソフトウェア企業は700社を超えている。Neusoftが大連を選んでソフトウェア·サービスグロバールデリバリーセンターを設立したことによって、大連のソフトウェアアウトソーシング産業は今後も大きな発展を遂げると考えられる。将来に向けて、Neusoftなどの国内外の有名なIT企業が共に努力することによって、大連旅順南路のソフトウェア産業地帯が中国において最大規模かつ産業集中度が最も高いソフトウェア·情報サービス業の拠点となり、大連が世界のソフトウェア·サービスアウトソーシングの新拠点になることを期待する。

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