基礎を固めて、広く発展

Neusoftソリューション統一アーキテクチャプラットフォームUniEAPお目見え

[2007年7月18日,中国 北京]  7月18日、"厚積薄発、根深葉茂(基礎を固めて、広く発展)"をテーマとするNeusoftソリューション統一アーキテクチャプラットフォームUniEAP発表会が、北京で開催された。この場でNeusoftは、十数年開発に力を注いできたUniEAPを統一アーキテクチャとするソリューション中核プラットフォームを、メディアに初めて披露した。UniEAP統一プラットフォームは、Neusoftの十数年に及ぶ技術開発と業界での使用の経験を蓄積したもので、様々な業界やユーザーのニーズを満たし、多くの業界ソリューションを素早く構築するための礎石となっている。またUniEAP統一アーキテクチャプラットフォームの構築と使用により、中国は自主知的財産権のソリューション技術プラットフォーム構築において、非常に大きな成果を挙げたと言える。

UniEAPとは"Unified Enterprise Application Practices"の略で、開発フレーム、共有コンポーネント、方法論から構成されている、アプリケーションソフトの素早い構築を支える総合性プラットフォームソリューションである。またUniEAPは、NeusoftソリューションアーキテクチャNeuSATM(Neusoft Solution Architecture)の各次元を支える重要な役割を果たし、業種ソリューション構築および製品に、安定した、拡張可能なフレームと豊富な機能コンポーネント集を提供する、Neusoft業種別ソリューションの統一アーキテクチャプラットフォームでもある。

UniEAPのポジショニングは、常に顧客ニーズの動きと密着しており、UniEAP発展の過程は、ユーザーニーズとともに変化している。Neusoft基礎ソフトウェア事業部紀勇部長の紹介によれば、UniEAPのプロジェクトが立ち上がった当初のポジショニングは、単純に技術的サポートプラットフォームであったという。2000年の後、Neusoftソリューション技術路線の、Client/ServerアーキテクチャからWeb-basedの多層アーキテクチャへの移行を推進する過程で、UniEAPは非常に大きな役割を果たした。そして2005年の後、UniEAPはまたNeusoft業種別ソリューション製品群の共同技術と方法論の基礎となり、業種別ソリューションソフトウェア製品群開発モデルの実践を支え、業種別ソリューションを資産化、基準化の方向に素早く向かわせた。SOAが概念から次第に実体へと成熟していくという背景のもと、UniEAPはサービス指向の基礎技術プラットフォームへのモデルチェンジを遂げ、これによりユーザーはサービス指向の開発、配置を行うことが可能となり、また情報を企業内外で自由に動かせるようになった。同時に、設計理念と製品アーキテクチャの基礎を変えないという前提のもと、ADD(Architecture Driven Development、アーキテクチャ駆動開発)の開発モデルが更に明確になり、この開発モデルのもとでユーザーはより合理的にアーキテクチャを設計することができるようになり、業務のニーズが満たされると同時に、より多くの実用的価値のある再利用可能コンポーネントを作成することが実現され、ユーザーの投資の保護、ユーザーのソフトウェア資産の形成に、非常に大きな便宜を提供した。

UniEAPは、過去十数年間のNeusoftのソフトウェア·ソリューションの領域における経験、および基礎プラットフォーム構築の中で凝縮した技術とソリューションアーキテクチャの理念を統合するもので、中国国内の多くの大型業種ソリューションを支えている。Neusoftは十数年の中で、8,000件余りのユーザーにソリューションを提供し、国民経済の各業界に貢献して、業種ソリューションの領域で輝かしい業績を収めてきている。中でも社会保険業種で、Neusoftは50%のシェアを占め、電気通信業種では、中国移動、中国聯通、中国網通、中国電信等20余りの省の顧客を抱えている。また金融業種では、上海証券交易所、工商銀行、浦発銀行等顧客を擁し、電力業種では、国家電網、陝西電力等にサービスを提供し、企業ソリューションの領域では、海尔(Haier)、美的(Midea)、宝鋼等著名企業の顧客を擁し、Neusoftはすでに政府·企業情報化構築において、最も重要なプロバイダーの一つとなっている。十数年の間、UniEAPはNeusoftの業種ソリューションの中で広く使用され、様々なタイプのユーザーの厳しいテストを通して日増しに成熟、安定していった。そして国家ソフトウェアテストセンターの厳格なテストを経て、何度も国家や部、省から研究の奨励を受け、またアメリカ、日本等国際ユーザー情報化プロジェクトでも採用されるにいたり、多くの業種のユーザーから最も多く選ばれる技術サポートプラットフォームとなった。

Neusoftの技術戦略とUniEAPの今後の発展に話が及ぶと、NeusoftのCTO(最高技術責任者)兼CKO(知識統括役員)である張霞博士は、UniEAPは十数年の発展と実践の過程で、顧客のニーズを満たし素早く業種ソリューションを構築するコアコンピュタンスの一つとなり、ソフトウェア開発の知的財産再利用を効率的に行い、会社全体の開放式の技術革新能力とQCDレベルを向上させるために大きく貢献した、将来に向けて、UniEAPはNeusoftの再利用可能資産ソリューションを可能とし、また加速するものとして、ユーザーのSOAシステムの素早い構築に役立っていく、と指摘。

Neusoft株式高級副総裁兼COOである盧朝霞氏は、「UniEAPのような大型技術プラットフォームは、過去一般的に世界でも少数の優秀な企業しか持ちませんでしたが、今日Neusoftはユーザーと市場に中国の核心的技術プラットフォーム――UniEAPをご紹介することができました。またUniEAPは、中国の多くの業種のITシステムの運営を支えており、これについて私たちは非常に誇りに思います。2007年、私たちは"卓越したサービスフロー"を中核とする経営戦略を発表し、ユーザー、業務、実施、技術サポートの層から、継続的に会社のサービスフローと基準を構築しましたが、Neusoftの多くの業種ソリューションを支える統一アーキテクチャプラットフォームUniEAPは、Neusoftの"卓越したサービスフロー"の重要な能力的基礎であり、また技術的手段でもあります。Neusoftは今後も一貫した強靭な態度で技術の発展に付き従い、UniEAPプラットフォームのクオリティーと機能を絶えず向上させます。そしてUniEAP統一アーキテクチャプラットフォームを基礎として、より多くのユーザーに専門的で完全、適用可能なソリューションを提供し、ユーザーのために持続する価値を創造していきます。」と語った。

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