オーストラリアの大学と協力 Neusoft、IT教育国際化の視野を開拓

12月1日、南海東軟情報技術学院(広東省南海市)はオーストラリアのスウィンバーン工科大学(Swinburne University of Technology、オーストラリアメルボルン市)との単位相互認定覚書に調印しました。調印式は広東省南海市で行われ、南海東軟情報学院院長楊利博士とスウィンバーン工科大学IT学院のSebastian Ng博士は双方を代表して、提携協議書にサインしました。広東省教育庁、仏山市、南海区政府幹部も式典に出席しました。

今回、双方が調印した単位相互認定協議は、南海東軟情報技術学院において高品質で専門的、国際的なIT人材育成の面で着実な一歩を踏み出したことを表すと共に、NEUSOFTグループの、産業界のニーズを意識した教育形式が国際的に認められたことをも意味します。今回の提携は学生の学習と国際的な発展に確実なルートを提供するばかりでなく、NEUSOFTグループのIT教育事業の国際化も促進することでしょう。

調印式でスウィンバーン工科大学の代表 Ng博士は、次のように語っています。「東軟情報技術学院の運営方針と管理者の真剣な態度に感動させられ、実地調査を徹底的に行ってから、NEUSOFTをパートナーとして選び、今年6月、先に大連東軟情報学院との提携協議に調印した。今回の南海東軟情報技術学院との提携は、我が校に新鮮な活力を与え、IT人材育成と研究開発を促進するに違いない。」

南海東軟情報技術学院院長楊利博士は、次のように語っています。「スウィンバーン工科大学との提携に成功したことで、東軟情報技術学院の教育理念、教育システムと教育品質が既に海外の同業者に認められていることが証明された。これはもちろんNEUSOFTのIT教育の発展を大きく促進させるし、、NEUSOFTのIT教育国際化を実現する重要なステップでもある。国際的に有名な大学との協力は双方の運営を促進し、学生の素質と能力を上げるだけでなく、同時に学生の就職とスキルアップに堅固な基礎を築くことだろう。」

《参考資料》

スウィンバーン 工科大学について

1908年創立、所在地はオーストラリアのメルボルン市。職業教育及び科学研究で国内外に名を知られる。特にIT教育はオーストラリアの大学の中でもトップクラス。技術基盤が強固で、市場及び業界のニーズを意識して、学生の実践能力と理論知識の応用を重視する。これは東軟情報技術学院の"知識の使用は知識の所有より重要である"という教育理念と共通している。企業との結びつきも緊密で、独自の教育法IBL(Industry Based Learning)は先進的、実践的な教学形式として知られる。

南海東軟情報技術学院について

中国最大のソフトウェア·ソリューションプロバイダーNEUSOFTグループが2002年に投資、設立したIT専門大学。所在地は広東省南海市。主にIT領域の学歴教育、トレーニング、e-Learningサービスを提供している。IT教育領域において国際的な影響力のある教育サービスプロバイダー―ESP(Education Service Provider)を目指す。個人と組織が持続的にIT知識運用能力を獲得、向上して未来を切り開くことを応援することを努力している。

華南地区において初めて企業が投資、設立したIT専門大学として、また、初の"ノートPC大学"*1として、"教育が学生の価値を創造する"を経営理念に、学生を中心に、産業界のニーズを考慮し、創業実践を重視した教育を行っている。"知識の運用は知識の所有より重要である"をモットーに、学生の実践能力、外国語でのコミュニケーション能力及び協調性を強化する。2004年、同学院は国家クラス技能型人材育成基地と広東省第第一回モデルソフトウェア学院に認定された。現在の在校生は3500人余り。

*1 教科書のみで授業をしていた従来の大学教育とは対照的に、学生全員がキャンパス内でノートPCを持ち歩き、e-learning等IT技術を駆使した教育を行う新時代の大学のこと。

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