提携を通じ国際学位プログラムを開講 南海Neusoft情報学院が英NCCの指定校に

2005年5月15日、イギリス国立コンピュータセンター(NCC)の世界指定校認証式が広東省の南海Neusoft情報学院で挙行され、南海Neusoft情報学院は英NCCの正式な指定校となりました。これは、南海Neusoft情報学院と国際IT教育機関との間に提携の架け橋が構築されたことを意味するだけでなく、広大なる中国の学生に国際学位取得へのルートがまた一つ開拓されたことをも意味します。

南海Neusoft情報学院は、中国国内で名高いソフトウェア企業――Neusoftが2002年に出資·設立したITのプロフェッショナル育成学校であり、主にIT分野の学歴教育、研修教育、e-Learningサービスなどを展開している教育機関です。

一方のNCCは、世界をリードするIT·ビジネスマネジメント方面での資格証書発行教育サービス機関であり、イギリス政府が1966年、コンピュータ技術の各業種における応用を普及させるために設立した国立の機関です。NCCは今回中国を訪れNeusoftを視察した後、Neusoft情報学院のIT教育方面における強大な産業的背景、実力、およびこの方面における壮大な先見の明を高く評価し、Neusoftとの提携を決定しました。NCCは今後、南海Neusoft情報学院に海外の教育プラットフォームとリソース、教員トレーニング、教学クオリティモニタリングおよびNCC世界統一テストのプログラムを提供していきます。

南海Neusoft情報学院の院長である楊利博士は認定式の席上、「これは疑いなく、NeusoftのIT教育分野における発展を大きく促進するものであり、NeusoftのIT教育が国際化を遂げる上での重要な一歩でもあります」とスピーチしました。楊利博士は、「国際的に名高い教育機関との提携は、双方の教育運営を促進し得るのみならず、国際化を目指す学生の資質と能力の向上にとっても有力な牽引力となります。また、学生の将来的な就職とスキルアップにも、確かな基礎を築くことでしょう」との認識を示しています。

尚、南海Neusoft情報学院の関係責任者は、年内より早くも中国国内でNCC認定コンピュータ専門国際学位プログラム(International Degree Pathway in IT )を開講する、との予定を明らかにしています。

NCCについて：

NCCは、英資格課程総局(the Qualifications and Curriculum Authority、略称「QCA」)認証の資格証書を発行する機関であり、イギリスの大学との提携講座は英高等教育審査局(Quality Assurance Agency、略称「QAA」)の認可を得ており、またISO9000品質体系認証も取得しています。

NCCは世界45ヶ国と地域に延べ350ヶ所の指定校を擁しており、中国には南海Neusoft情報学院を含め9ヶ所の指定校があります。NCCの発行する資格証書は世界数十校の大学で認可されており、この証書を持つ学生はこれら大学の学位課程を直接専攻することができます。