Neusoftが望海康信の73.14%の株式持分を買収

[2011年1月11日、中国瀋陽]中国最大のITソリューション及びサービスプロバイダーである東軟集団股份有限公司(600718.SH:以下、「Neusoft」と称する)は本日、北京望海康信科技有限公司(以下、「望海康信」と称する)と「株式譲渡契約」を締結し、同社の73.14%の株持分を買収して望海康信の筆頭株主になったことについて公告を通じて発表した。Neusoftは今回の買収を通じて、豊富な製品及びソリューションを基盤に、医療ERPラインアップの拡充と強化を図ると共に、医療IT業務の系統的な整合を通じて、より全面的かつ高品質の医療衛生及び健康管理ソリューションをクライアントに提供することによって、同分野の業務内容を拡大し、中国の医療衛生及び健康サービス業界をリードしてきた優位性とトップブランドとしての地位を確立していく方針である。

望海康信は、中国におけるトップクラスの医療衛生健康業界アプリケーションソフトウェア製品のサプライヤーであり、中国の医療衛生健康分野で高い専門知識と優秀な人材を有し、アプリケーションの応用にも多くの成功例をおさめており、多数の優良なクライアントを抱えている。特に、医療ERP分野において、技術、製品及び市場シェアのいずれにおいてもトップクラスにある。

双方は契約書に基づき、融合と優位性の補完を早急に実現していく。一方で、Neusoftは今回の持ち株買収を通じて、Neusoftのデジタル病院用ソリューションにおいて「総合運営管理」(物流、財務、コスト計算、予算、人材資源及び査定など)業務、地域衛生資源監視管理情報システム及びDRG方式の補足を図り、Neusoftの医療IT業務の規模を拡大し、医療ERPの製品ラインアップを充実化できると期待している。もう一方で、望海康信はNeusoftの投資によって、医療機関管理に関する情報化の分野においてコアコンピタンスを急速に向上化し、Neusoftの既存のマーケティングシステムと豊富なラインアップを共有して新製品の研究開発及びマーケティングシステムを強化していきたいと望んでいる。

Neusoft上級副総裁の盧朝霞教授は「望海康信は医療衛生健康分野のアプリケーションソフトウェア製品開発に従事する優良企業です。Neusoftは望海康信の持ち株を買収することを通じて、医療IT分野への投資を増やし、製品ラインアップの拡充を図ります。これは、Neusoftの医療衛生及び健康サービス業界の将来性に対する確信を示すもので、さらには、Neusoftが同分野の開拓と増強に注力し、良質の医療ITソリューションと成功例をクライアントに提供していく決意を固めたことを十分に体現しています」と表明した。

望海康信科技有限公司の董事兼総裁段成惠氏は「Neusoftは中国のITソリューション及びサービスプロバイダーの中のトップ企業です。今回、望海康信はNeusoftに株式持分の買収されたことによって、医療衛生及び健康分野全体の情報化資源の最適化と整合にプラスとなり、当社のクライアントに対して全面的で最適な製品とサービスを提供することができます。望海康信は今回の融資提携を通じて、今後Neusoftとは研究開発、市場開拓及び組織管理などでより力を入れ、企業のコアコンピタンスを強化していくことによって、当社の中国での医療ないし衛生健康の情報化分野における優位性を確立していきたい」と述べた。

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