Neusoftの2008年純利益は18.2%増、国際アウトソーシング業務は29.6%増

【2009年3月30日 中国 瀋陽】中国トップクラスのITソリューション·サービスプロバイダーで、中国最大手のオフショアソフトウェア·サービスアウトソーシングプロバイダーの東軟集団股份有限公司(以下「Neusoft」と略称;600718.SH)は2008年度報告を発表した。報告によると、企業が国際、国内市場において同時に展開する業務発展戦略をベースに、業種別ソリューションとプロダクトエンジニアリング·ソリューションといった2大コア業務の業績が急成長を維持しているという。2008年のNeusoftの純利益は4億9100万元と18.2%増加した。企業の売上高は37億1100万元で、10.3%増加した。国際業務については、金融危機の影響はあるが、日本、欧米市場で国際ソフトウェア業務を着実に推進して急成長を維持、アウトソーシングの収益は1億8200万ドルと前年同期比で29.6%増加し、企業の売上高全体に占める割合は33.9%に上昇している。

Neusoftは2008年に全体上場計画を順調に達成し、世界的に優秀なITソリューション·サービスプロバイダーを目指す長期目標を確立した。Neusoftは「エクセレントチームの育成、コア業務の高度成長、オープン式技術イノベーション、高効果で実用的なヒューマンリソース開発」などの経営戦略を本格的に実施してきた。Neusoftはさらに、規模化販売システムの構築を推進、オープン式イノベーション能力、規模化グローバルデリバリー能力、専門的なマネジメント能力を向上し、経営の質を高め、企業の各種業務の安定した発展を保証してきた。

Neusoft は2008年、SEIが認証するソフトウェア開発能力を評価する能力成熟度モデル統合CMMI(V1.2)レベル5認定と人材開発能力成熟度モデルPCMM ML3認定を取得、ソフトウェア企業として中国初の認定取得を実現した。米雑誌『グローバルアウトソーシング』とneoITが共同で発表した「2009年グローバルサービス·トップ100」(2009 Global Services 100)に選出された。また、「アジア新興アウトソーシング·トップ10(Leaders: Emerging Asian Markets)」の1位に連続で選ばれると共に、「最優秀ITサービスプロバイダー·トップ10(Best Performers: IT Services)」及び「人的資本開発トップ10(Leaders: Human Capital Development)」に選出された。

Neusoftの王勇峰総裁は新たな一年の発展を見据えて、「2009年の国際、国内市場は依然として、多くの不確定要素と厳しい試練に満ちています。Neusoftはこのような複雑な経営環境において、積極的な経営戦略を策定し、グローバル化の発展プロセスを引き続き加速し、国際市場の開拓をさらに強化していく方針です。また、日本市場向けの優位性を維持しつつその地位をさらに引き上げ、欧米市場の資源配置をさらに最適化していきます。Neusoftはさらに、中国市場において国が定めた4兆元の内需拡大計画がもたらすチャンスを背景に、国の重点業界のITニーズに対する密着したフォローアップを展開、市場開拓に積極的に取り組み、商業モデルを最適化し、国際、国内業務の安定した成長を維持していきます」と語った。

ニュースに関する問い合わせ先

湯毅(Tang-Yi)
高級広報責任者
東軟集団股份有限公司
電話:(86 24) 8366 5663

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