Neusoft、PCMM Level 5認定を取得した初の中国企業に

【2011年8月1日、中国瀋陽】アメリカのカーネギーメロン大学ソフトウェアエンジニアリング研究所(SEI)はこのほどオフィシャルサイトにて、「審査·確認を経て中国最大のITソリューションとサービスプロバイダーである東軟集団股份有限公司(以下「Neusoft」と略称、600718.SH)がPCMM Level 5の認定を取得した」と対外的に発表しました。これによってNeusoftは当該認定を取得した初の中国企業となり、全世界でSCAMPI方式を採用しPCMM Level 5とCMMI Level 5の認定を同時に取得した数少ない十数社の内の一社となりました。

情報によると、2011年6月30日付けでNeusoftはSEIの認定専門家によるPCMM Level 5の認定に正式に合格しました。SEIの規定に基づき、1ヶ月近くにわたる当該機関による審査·確認を経て、7月28日にSEIのオフィシャルサイトにてNeusoftがPCMM Level 5の認定を取得したことが対外的に正式発表されました。これは2008年7月10日にNeusoftがPCMM Level 3の認定を取得したことに続く人的資本管理の改善に関するさらなるマイルストーンとなりました。

SEIオフィシャルサイトの紹介によると、PCMMの正式名称は「People Capability Maturity Model」、つまり「人材開発能力成熟度モデル」のことであり、企業の既存の人的資源に関する管理実践の成熟度をベースに継続改善するために設計されたものです。PCMMは人材開発能力を「初期レベル」「管理されたレベル」「定義されたレベル」「予測できるレベル」「最適化されたレベル」の五つの等級に区分しています。Neusoftが今回取得したPCMM Level 5の認定は当該認定の最高レベルであり、この段階の重要過程分野、すなわち個人能力の向上、指導や人的資源の持続的革新が、組織や個人の側面で競争力を高めるために持続改善の方法を提供します。  

PCMM Level 5の認定を取得した経験に言及した際、Neusoftの上級副総裁である王経錫氏は次のように述べました。「これまでの20年間、Neusoftは人材開発能力の改善を非常に重視し、絶えず業界の最高基準を人的資源管理システムに導入し、スタッフ管理とプロセス管理、技術管理、業務管理の融合を推進してきました。会社は2008年7月10日にPCMM Level 3の認定を順調に取得しました。PCMM Level 3のテストポイントでの成果と経験をベースに、2009年1月から全社でNeusoft人的資本管理システム---HCMS(Human Capital Management System)を正式に発足させ、全社範囲にその活用を拡大しました。また2009年1月に会社はPCMM Level 5の改善と認定プロジェクトをスタートさせ、3年近くにわたったたゆまぬ努力の結果、特にAVNC&ISビジネスユニットのテストポイントで、複数サイクルの人的資源の改善と革新を成し遂げ、2011年6月30日付けでPCMM Level 5の認定を取得しました。これはNeusoftが人的資源管理と能力改善分野において絶えず完全さを追い求めてきた結果です。」

Neusoftの代表取締役会長兼CEOの劉積仁博士は次のように述べました。「2011年はNeusoft創立20周年を迎え、Neusoftはビジネスモデルの革新、グローバル化や優れた運営などの面を含む将来に向けた発展戦略を発表したばかりで、会社の将来に向けた持続可能な発展能力を築いていこうとしています。会社は組織、技術、文化、リーダシップ、そして人的資源など様々な面での変革によって効率の高いNeusoftを絶えず築いていこうとしており、なかでも人的資本管理能力は会社発展の中核的競争力の一つに挙げられます。今回、NeusoftがPCMM Level 5の認定をスムーズに取得したことで、Neusoft自身のスケール化とグローバル化した発展のために力強い人的資源面での保証をもたらしただけでなく、より多くの中国企業が人的資源管理を展開していくための貴重な経験を提供することにもなり、同時に中国企業がさらに国際市場での競争に参加できるような広いスペースを作り出したことにもなりました。」

PCMMについて

http://www.sei.cmu.edu:80/cmmi/tools/peoplecmm/
Contact Us

close

Back Top