Neusoft、吉利汽車のニューオーダーを獲得

【2021年4月23日、瀋陽】Neusoft Corporation(「Neusoft」と略称する)は公告を掲載し、「このほど、湖北億咖通科技有限公司(以下、「ECARX」と略称する)からの指名を受け、吉利汽車(以下「Geely Automobile」と称す)向けにオーダーメイドでインフォティンメントシステムを開発、供給することとなり、その総額は12億人民元前後となる見込みだと」と発表しました。公告の内容によりますと、ECARXはNeusoftを指定部品サプライヤーとして選び、Neusoftが同社のために、クライアントである自動車メーカーのニーズに合わせてインフォティンメントシステムをオーダーメイドで開発・供給することになりました。

ECARXはGeely Automobile傘下の科学技術エコロジカル企業であり、今回提供するインフォティンメントシステムは、Geely Automobileの次世代車載システムに用いられ、Geely Automobileの「吉利(Geely)」「領克(Lynk)」「几何(Geometry)」といったブランドの10数車種に搭載される予定です。これは、Neusoftのスマートコクピット製品分野における更なる重要な発展と躍進であり、同社の事業活動上の布石及び持続的な高度成長において重要な意義を持っています。

今回の指名案件は、NeusoftとGeely Automobile及びECARXとのこれまでの提携をさらに延長したものです。Neusoftがこれまで、ECARX のE01チップに基づいて研究開発を進め、ECARXと共同で創り上げたスマートコクピットは量産化に成功し、「吉利星瑞(Geely Preface)」「領克(Lynk)06」「宝騰(Proton)X50」などGeely Automobileの中国国内外で展開する自動車ブランドの20余りの車種に搭載されました。

Neusoftはグローバル的のリーディングカーエレクトロニクスサプライヤーであり、カーエレクトロニクス分野において30年近い経験を積み上げてきました。車載システム全体のサプライヤーとして、同社の車載量産化事業は中国国内の殆どの自動車メーカーをカバーしていて、さらにグローバル自動車メーカーの海外向け車種への開拓においても成功を納めてきました。

公告によりますと、当該プロジェクトの周期は2021年から2024年までで、対象車種は2021年末から逐次量産化し発売される予定だそうです。

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