Neusoftが参画したHaier 5GデジタルツインプラットフォームはIDCの優秀事例にランクイン
【2022年9月7日】この頃、国際的に権威ある調査機関であるIDC(International Data Corporation)より「2022中国未来企業大賞」の選考結果を発表しました。Neusoft Corporation（以下「Neusoft」と称する）などの企業と青島Haierと共同で構築した5Gデジタルツインプラットフォームは見事に業界初の「5G+RFIDベースのバッテリーフリーIoTテクノロジー」として入選し、未来のビジネスリーダーに選ばれました。
ICT業界分野で最も権威ある賞の一つとして、IDCの「未来企業大賞」は2016年からスタートしたもので、その目的はデジタル経済における各業界のデジタルトランスフォメーションのチャンスを先駆けて手にした「未来企業」を発掘することです。2022 IDC中国未来企業大賞選考活動において、IDCは計20業界から500件を超える推薦が寄せられ、一般投票、専門家審査員チームによる採点の過程を経て、最終的に優秀事例を選出しています。
Haier洗濯機5Gデジタルツインプラットフォームは、IoT技術を工場、店舗と家庭に十分に取り入れた業界初の「5G+RFIDベースのバッテリーフリーIoTテクノロジー」で、製造業のデジタルトランスフォメーションへの発展にベンチマークを提供します。
当該プラットフォームはNeusoft RealSight DTデジタルツインシナリオモデリングプラットフォームをベースに構築され、工場サイトの洗濯機生産ラインに使われるそれぞれの部品の正確な識別と位置づけを実現し、システムはリアルタイムの生産効率とリスクに関する定量的指標を提供できるため、遠隔操作による正確な監視と管理を実現し、生産ラインの中断リスクの軽減を図れます。また、アナログシミュレーションとの融合により、異なる仮説条件での大量の検証結果をより効率良く提供し、最も理想的な意思決定計画を得られます。一方、家庭サイトでは、洗濯機の稼働状況に関するデジタルツインを通じて、故障のパノラマバックトラッキングを実現し、偶発故障の再現にデータによるサポートを提供し、アフターセールスの故障解決の効率アップを図れます。
NeusoftのRealSight DTデジタルツインシナリオモデリングプラットフォーム製品は、2D/3Dシナリオモデリングツール、モデルプリプロセスツール、イベントシミュレーションツールを基に、工場、生産ライン、設備用にデジタルツインアプリケーションとソリューションを提供しています。今では、デジタルツイン分野に関する研究は、すでにコンセプト段階から実用段階に進んでいます。Neusoftは、デジタルツインに関する各業界でのアプリケーション実例と結び付け、産業デジタルツイン成熟度基準の定着を積極的に推し進め、各業界のデジタルツイン構築のためにイノベーションモデルを創り上げていきます。
