Neusoft Reach、初めて6.5億元を調達、リードインベスターは「国投招商」

【2021年10月11日 瀋陽】本日、Neusoft Corporation(以下、「Neusoft」)の発表によりますと、子会社であるNeusoft Reachは、「国投招商」及び「徳載厚」から合計6.5億人民元の投資を獲得しました。これはNeusoft Reachとして初めての融資であり、「国投招商」を代表とする大手投資機関の参入によって、Neusoft Reachは「ソフトウエア・ディファインド・ビークル(Software Defined Vehicles,SDV)」という時代において、業務の持続的成長を後押しする資金と戦略的資源を獲得することになり、将来に向けた持続的な革新と発展の新たな原動力になります。

Neusoftが公告した内容によりますと、今回Neusoft Reachが調達した計6.5億人民元の融資の内、「国投招商」による出資額は6億人民元で、「徳載厚」による出資額は0.5億人民元となっています。今回の投資完了後、「国投招商」はNeusoft Reachの9.3%の株式を所有し、一方「徳載厚」はNeusoft Reachの0.78%の株式を所有することとなり、Neusoft Reachが今後Neusoftの連結決算財務諸表に含まれないことになります。

Neusoft Reachは2015年10月に設立され、自動車業界のイノベーション企業として、次世代自動車プラットフォームとキーテクノロジーの提供に尽力し、自動車用ベーシックソフトウェアNeuSAR、ADASと自動運転、自動車・クラウド一体化ソフトウェア及びサービス、新エネルギー自動車動力システムの制御装置とソフトウェア、エネルギー及び熱管理システム、シェアリングモビリティサービスプラットフォーム等の分野において、完成車メーカー向けに製品、技術及びトータルソリューションを提供しています。

今回の融資後、Neusoft Reachは引き続き自動車ベーシックソフトウェアNeuSAR、ADASと自動運転等の分野での研究開発を強化し、より一層製品の競争力の向上とマーケートシェア拡大を図っていきます。

Neusoft Reachの今回の融資におけるリードインベスターである「国投招商」は中国国内の最大手専門プライベートエクイティー管理機構の一つであり、チームの累計管理資産規模は1,000億人民元を超えています。また、共同出資者である「徳載厚」は自動車産業の全分野への投資に特化した専門投資機構で、自動車のインテリジェント化、電動化、スマートコネクティビティ化、シェアリング化という4つの核心的な発展動向に関する投資計画を立てています。

Neusoftによりますと、「Neusoft Reachは設立以来、持続的な研究開発と市場投入によって、専門技術ノウハウの蓄積と豊富な製品ラインアップを備えており、自動車ベーシックソフトウェア製品、ADAS、新エネルギー自動車動力システム等の分野において、市場のリーダーになりました。一方、「国投招商」は自動車及び先進的な製造分野において豊富な投資経験と産業資源を持っています。また、「徳載厚」も自動車業界に特化し、豊富な業界経験を持つ専門投資チームです。「国投招商」と「徳載厚」によるNeusoft Reachへの共同投資は、Neusoft Reachに十分な発展資金と資源を提供し、Neusoft Reachの持続的な発展と成長を支えていくことになります」とコメントしました。

「国投招商」自動車チームによりますと、「自動車用ソフトウェアの自動車インテリジェント化に対する重要性は益々顕著になり、特にボトムレイヤーのハードウェアプラットフォームとアッパーレイヤのファンクションソフトウェアを繋ぐ自動車ベーシックソフトウェアは、自動車全体のシステムの安定性、信頼性に非常に重要な役割を果たしています。Neusoft Reachは中国国内の自動車ベーシックソフトウェア分野のリーディングカンパニーの一つで、自主開発したNeuSARベーシックソフトウェアプラットフォームは次世代スマートカーに、より多くのパーソナリティ、インテリジェントアプリケーションにベーシックレイヤソフトウェアのサポートを提供し、自動車産業のインテリジェント化グレードアップを支えています。」とコメントしました。

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